機内での看護師と医師による医療行為

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機内での看護師と医師による医療行為

航空機の専属看護師という転職はありませんが、機内でまさかのドクターコールに遭遇したとき、とっさに協力できる看護師でいるために・・・。

「お客様のなかに、お医者様か看護師の方はいらっしゃいませんか!?」

ドラマでよく見る機内のドクターコールのシーンですが、本当に機内でその場に遭遇したら・・・と看護師として考えたことはありますか?協力できるものならしたいけれど、手を挙げたらどうなってしまうのか不安もありますよね。特に転職したてのころならなおさら。そこのところ、JALの広報部に詳しいお話を伺ってみました!

機内でのドクターコールの際、看護師はどんな役割を期待されているのでしょうか?
機内にお医者様がいらっしゃる場合は、看護師の方は主に医師のサポートと客室乗務員への対応指示です。機内にお医者様がいらっしゃらない場合は、急病人の状態把握と客室乗務員への対応指示を看護師にお願いします。さらに、飛行中は地上医師からの医療支援を受けられるため、地上医師と連携しながら機内での対応を看護師に指示していただきたいと思います。

機内には、どのような医療器具や薬が用意されているのですか?
機内には、ドクターズキット、レサシテーションキット(血圧計や聴診器、気道確保に必要な機材など、救急品一式が含まれている)、AED、メディスンキットが搭載されています。ドクターズキットやレサシテーションキットは国内線・国際線で搭載物品が異なり、機内では医師や医師の指示を受けた看護師など、使用者は限定されております。

機内で対象者を横にする必要がある場合、看護師が使用できる場所などあるのでしょうか?
お客様を移動できる状態であれば、調理場や非常口付近へ移動いたしますが、困難な場合は通路に横になっていただきます。

キャビンアテンダントの皆さんは、医療に関する研修などを受けていらっしゃいますか?
心肺蘇生法の訓練を毎年受けており、一次救命処置や各症状別処置は客室乗務員が保持するマニュアルに規定しています。

機内で対応したことで、責任を問われてしまう可能性はあるのでしょうか?転職後の看護師は院内で悪い評判が立つことを恐れます。
航空機内における医療行為は、場所的な制約、利用できる医薬品、医療器具、そのほか多くの制約下で緊急的に行われるものなので、看護師がその行為に要求される注意義務は軽減されます。仮に機内での看護師の医療行為に起因して賠償請求が発生した場合は、原則として当社が賠償金と関連する訴訟費用を負担いたします。

JALの飛行機に搭乗する看護師へ、メッセージをお願いします!
ご搭乗いただく際には機内でごゆっくりお寛ぎいただきたいと思いますが、ドクターコール実施時など急病人が発生した際は、あくまでもボランタリーベースですがお手伝いいただけると大変助かります。

気を張っている勤務中ならともかく、転職後のプライベートの時間急病人の発生という非常事態に接したら、機内でいつも通りに対応するのは難しいかもしれません。でも、転職と同じく、気持ちの準備はしておきたいものですね!