看護師の転職を阻むブランクの壁

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看護師の転職を阻むブランクの壁

不安の多いブランクからの看護師復職。転職先でのサポート体制にはどんなものがある?

ブランクのある看護師が転職での仕事復帰を考えるとき、転職先がどのようにサポートしてくれるか、気になるところですよね。ブランクから転職して新しい仲間になる看護師に対して看護部長や周囲の対応はどうなのでしょうか。

業務にも人間関係にもなじめるように
――貴院では、転職してきた看護師のサポート体制はどうなっていますか?
当院では、転職してきた看護師一人ひとりにプリセプターをつけて、最低でも1~2か月間は指導しています。

また転職後、最初に配属するのは、外来や療養病棟であることが多いですね。教える看護師側にも余裕がない急性期病棟などにいきなり配属することはほぼありません。外来で採血などをこなしながら当院の業務や雰囲気に慣れてもらい、ブランクから抜けて「現場感覚」が十分に取り戻せたと周りが判断してから、希望の科に配属するようにしています。

――看護師としての業務だけでなく、転職して職場の人間関係にも慣れることが必要ですね。
当院では、新しく転職された看護師が職場の雰囲気になじめるように気を配っています。4月に新規採用される新人看護師さんなら、1か月ほど皆で研修を受けたりして仲良くなりますよね。でも、転職での中途採用の看護師はそういった関係作りがなかなかできず、孤立してしまう可能性もあります。「転職したいけれど、人間関係が心配・・・」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ですから、当院では、3か月に一度くらい、同じような時期に転職された看護師たちを集めてグループワークを行っています。学習だけではなく、「最近、どう?うまくいってる?」というような感じで、自由に悩み相談や意見交換できる場にもなっています。そのまま皆で食事に行くこともあるようで、とても好評な取り組みです。長く働いてもらうためには、こうした環境面でのフォローも重要ですね。

ブランクがあるからこそ、主体的な姿勢で学んでほしい
――転職してきた看護師に求める姿勢はどんなことでしょうか?
まっさらな新人看護師さんと違って、すでに臨床経験があるので、「かつての仕事のやり方」に固執してしまうことはありがちです。でも、素直に変化を受け入れて適応していくことも大切ですね。

「初心に帰って学ぶ」というのは言うは易しで、実践するのはけっこう難しいかもしれませんが、日々の業務が終わった後、「うまくいかなかったのはどうしてかな?」「自分の対応はベストだったかな?」と、振り返る時間をとってもらいたいですね。

再就職先にどのような研修制度があるか気にするのは当然ですが、「研修ですべてを与えてもらおう」と受け身になってしまうのは問題です。「研修制度を生かして自分で学んでいく」という、主体的な姿勢で臨んでほしいですね。

――最後に、これから転職を希望する看護師にメッセージをお願いします。
職歴としてはブランクがあっても、出産や育児を通して人間として成長できていたとしたら、それはもはや強みです。特に看護師という職業では、それが生きてくるはずです。

当院では、たとえブランクが長くても、そういった人間的に深みがある看護師さんを歓迎しています。不安もあると思いますが、ぜひ一度、相談にいらしてください。