転職した職場に極端な年齢層の隔たりがあると想定外の負担を招く
転職の求人欄には職場の年齢層まで書いていませんが、若年層や高齢層に隔たっていると思わぬ負担を余儀なくされるので、転職前に職場に年齢層の隔たりがないか調べておくことは必須です。こういった内部事情は聞いても教えてもらえるものではありませんので、転職会社から教えてもらう事項に加えておきましょう。
転職した職場が高齢層に隔たっているとローカルルールを押し付けられる
高齢層に隔たっている職場では長い年月を経て、院内で築いてきたルールがあり、転職者のためにルールを変えるなどは絶対にしません。そんなことをしたら、多くの人から反感を買ってしまうからです。こういったローカルルールには休憩の時間の取り方だけででなく、さまざまな処理手順まであります。高い年齢層は変化を嫌い受け入れない傾向があるため、中には規制上好ましくない事項も存在します。特にIT系の管理操作は覚える気が全くなく、転職前は便利に使えていたシステムが、昔からの紙と人伝えのままになっており、いくら利便性を説明しても採用してはくれません。高い年齢層に隔たっている職場ではローカルルールが憲法と言って良いでしょう。
転職先が若年層に隔たっていると責任と柔軟さのギャップで神経を使う羽目になる
転職先が経験5年未満の若年層ばかりだった場合、転職したベテランは2つのギャップに苦しめられることになります。ひとつは責任感の違いです。若年層の場合、仕事はルーチン的にこなせば良いと考える傾向が強く、このためやるべきことをやってさえいれば文句を言われる筋合いはないという意識があります。しかし、命に携わる職業の場合、そんな無機的な考え方ですべたがまかなえるわけでなく、あらゆる間隙を埋める気配りが必要ですが、これはベテランにしかわからないことです。このため、若い年齢層ばかりの職場に転職すると、つい穴埋め役にまわってしまい、それがだんだんと固定化した役目になっていき、結局は他人の負担をかぶる目になります。
一方、若い年齢層はITを含め、法規制の改正にもすぐに対応できる柔軟さがありますが、30代を越えてくると思考が硬くなっているせいで、若い年齢層についていけず、見下されてしまうくやしさを味わう羽目になります。転職においては、高齢層から新人まで、年齢層に欠損がないことを確認して選ばないと、あとで多大な後悔をすることになりますから、事前に転職会社から情報をもらうように心がけましょう。
<参考>日本看護協会
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