転職で結婚相手を目的とすると失敗する
日本では結婚する年齢が年々高くなっていき、現在では30代に結婚できればOKという風潮さえあります。この流れの中で、かつては28歳を過ぎての出産は丸高出産として特別扱いされましたが、失礼だとの声が高まり、丸高出産の制度はなくなりました。結婚年齢の高齢化は、同時に一生結婚できないひとの人口とも連動しており、特に看護師の未婚率の上昇は留まるとこを知りません。周囲が結婚していく中で、自分だけ取り残されていくのは切実な問題ですが、これを転職の理由にする人が増えており、非常に危険だと感じています。ここでは結婚相手を見つけるための転職がいかに危険かについて解説します。
結婚相手を職場に求める発想自体が危険
転職して結婚相手を探すことを考える前に、周囲を見てください。職場結婚している人ってほとんどいないことに気づくと思います。学生時代からの付き合いや職場の外で知り合った相手と結婚する場合がほとんどなのです。この理由はいくつかあります。そもそも男女の比率がバランスよく取れているところなんてほとんどないと言って良いでしょう。多くの企業や病院では、男女どちらかの比率が非常に高かったり、既婚者の比率がほとんどだったりするものです。年齢も同じくらいで男女のバランスも取れているなど学校くらいしかありません。つまり、職場というのは本来結婚相手との出会いの場としては非常に不向きです。このため、転職して新しい場所で結婚相手を見つけようという発想は、下手をすると不倫に足を踏み入れる結果となり、非常に危険です。またひとりの異性を取り合って人間関係を悪化させるリスクもありいます。
結婚に向けて転職で改善すべきことは時間の自由度
他の人たちがどのように結婚相手と巡り合って、どういうプロセスを踏んでゴールインしているかを思い浮かべてみてください。もちろん、結婚相談所は直接的に有効な手段ですが、多くの人は友人の知り合いやサークル的な活動への参加で出会いを見つけているはずです。まず、転職で時間を作りましょう。普通の人は特に何の努力もせずに自然な形で巡り合い、そして結婚、出産、子育ての人生を歩んでいます。一般の人と同様に時間さえ確保できれば、この自然な巡り合いが普通に訪れるものです。年齢がある程度高くなっていて、焦りを感じているようなら、体裁を気にせず結婚相談所に入会すべきです。まず、職場で結婚相手を見つけるという危険な発想は捨てるべきです。入職したらめぼしい人がいないと分かった時点で、もう次の転職を考える思考形態になってしまいます。
<参考>日本看護協会
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