看護師のメディカル・サポートセンターが口コミの変則エリア特化

メディカル・サポートセンター独特の変則エリア特化

１．メディカル・サポートセンターの運営会社

メディカル・サポートセンターは、神保重良社長率いる「ながの綜合マネキン　メディカル・サポートセンター」が運営する看護師サイトです。設立は平成１６年、資本金は２，０００万円、社員数は１０名です。長野県長野市に本社があり、一般労働者派遣事業と人材紹介業の厚生労働大臣許可を保有。長野・新潟・群馬・山梨・富山・石川・静岡といった変則エリア特化で看護師の求人を扱っています。北陸とも甲信越とも東海とも言えない飛び飛びの県の組み合わせになっています。ツアーナースや看護師の沖縄転職体験記などイベントやセミナーも行っています。

メディカルポイントという独自の看護師向けサービスを持っており、１か月の課税額の１／１００を１ポイントとして、貯まったポイントで看護師が機関誌アンファミエの商品と交換できるというシステムです。決して批判するつもりは無いのですが、どれほどの看護師がこういったポイント交換システムに興味を持つか予想できません。

変則エリア特化となっているのは、特定の病院とのつながりのためか、別事業でのコネクションによるものかと思われます。ホームページを見ると、「長野県内No.1」の記載をスクロールするといきなり沖縄滞在型看護師の掲載になるので、非常にアンバランスさを感じる変則エリア特化です。２０１５年４月からは、看護師だけでなく「[看護師・薬剤師・PT・OT・ST] 大募集！！」となりカバー職種を拡大しています。また、三重県の看護師に特化している別の看護師エージェント「メディサポ」の記載も記載もあるのですが、これはメディサポと関係があるのか、単に略称にしたら偶然別の看護師エージェントと同じ名前になったのか不明です。有限会社ながの綜合マネキンという社名も、看護師の支援を行う上では、無用な疑問を感じさせます。別にマネキンの会社ではなく、人材紹介を事業としているのですから、マネキンという言葉を使ってしまうと、看護師を人ではなく人形として見ているような不信感を与えてしまうのでは？と思ってしまいます。

メディカル・サポートセンター ⇒ 看護師 ⇒ マネキン ⇒　あれっ？

と感じる看護師が多いのではないでしょうか？

やはり、

メディカル・サポートセンター ⇒ 看護師 ⇒　疑問を感じない社名

にして欲しいものです。

２．メディカル・サポートセンターの看護師へのアピールポイント

長野・新潟・群馬・山梨・富山・石川・静岡に特化
看護師求職情報を届けるメルマガ装備
ツアーナース求人
メディカルポイントによる商品提供
沖縄滞在型看護師のメディカル・サポートセンター沖縄

こうして整理してみてもわかるように、メディカル・サポートセンターは北陸から沖縄までの看護師に対応しているものの、間の県が飛んでいて、東京、神奈川、千葉、埼玉の看護師にメジャーエリアや、大阪や福岡といった大都市の看護師には対応していないという変則エリアに特化しています。長野、新潟、群馬、山梨、富山、石川、静岡、沖縄、だとエリアだけでなく、文化も陸路も共通点が見いだせないので、なぜこんな変則エリアに特化して看護師をサポートしているのか不思議ですね。

３．メディカル・サポートセンターの看護師の口コミ

いまのところ、メディカル・サポートセンターの看護師の口コミは見当たりませんでした。しかし、メディカル・サポートセンターという名は看護師に限った名称ではなく、昭和大学附属烏山病院、大阪労災病院、果ては電子カルテシステムの保守会社などあまりに多くの医療機関で使われているため、口コミで検索しても引っかかってこないだけなのかもしれません。多くの看護師サイトがそうですが、あまりに一般的な名称を使ってしまうと、ネットの検索で口コミはおろか、サイト名すら一番初めに表示されないことが多いので、例えばナースフルのように看護師をイメージさせながらも、ネットの検索では固有名詞として判断されるようなネーミングが大事ですね。せっかくエリア特化型という特色を持っていながら「メディカル・サポートセンター　口コミ」で検索しても、出てくるのは海老名総合病院の記事ばかりです。

イベントナースやツアーナースは看護師にとって思い出となることが多いため、口コミになりやすいのですが、どう探してみても看護師の口コミが見当たらないのが不思議です。沖縄滞在型の看護師は口コミというより、ブログがあっても良さそうなものなのですが。