ツアーナースならあなたの看護師としての力が誰かの思い出にきっとつながる
転職ではあまり目にしない「ツアーナース」。聞いたことはあるけれど、どんな仕事?という人も多いはずです。単発的かつ、時期の限られるものなど、なかなかタイミングよく見つけることは困難ですよね。
- 日ごろ病院内で過酷な業務に追われ息がつまってしまう
- 業務間の申し伝えがうまくいかずにもどかしい
- 派閥に揉まれて苦労している
などと感じている方には、いつもと違った環境でお仕事が出来るので新鮮で、羽根を伸ばしてお仕事ができるかもしれません。場所やシチュエーションの異なる現場で、あなたの培った能力を発揮してみませんか?
ツアーナースってどんなお仕事?
「ツアーナース」とは、各種旅行やイベントにおいて添乗し、サポートを行うお仕事です。
◆旅行やイベントへの添乗
特にイメージしやすいのが学生たちの学外授業、修学旅行でしょう。担任の先生が引率するのが一般的ですが、時には
- 体調を崩しやすい
- 持病を持っている
- アレルギーがあって口にするものに注意が必要
といった子供が含まれる場合もあります。勿論無理に参加することは危険ですが、せっかくの行事に参加できないことほど、学生生活で切ないことはありません。個々の事情により、『安全のために不参加を選ばざるを得ないこと』、『咄嗟の事態への責任問題のため、楽しみにしているはずの生徒が我慢をすること』は厚生労働省の白書より明らかです。
そういった場面であなたの出番です。
看護師さんが一緒にいてくれる、それだけで安心感は違うはずです。
「どうしよう、もしかしたら…」と体調を心配するあまり、滅入って不調になってしまうこともあります。
しかし、あなたの存在で「もしなにか起きてもすぐ助けてくれる」という安心感で、気持ちの面から回復できることもあるでしょう。そうして何もなく、スケジュールを終えて子供たちの笑顔に浸れるのも何よりのやりがいとなります。但し、突然の事態だって起こります。その時こそ、あなたの日ごろから培った知識と経験を発揮するときです。
普段の病院勤務のように、優れた設備や器具はありません。咄嗟の判断にも、指示をくれる医師や協力する仲間もいません。
そんな時あなたはどう動けますか?
正しく迅速な判断、適切な処置、自分ひとりで担える自信さえあれば、あなた向きといえるでしょう。責任の負担は大きいですが、あなたのこれまでの経験と力で、突然の事態にも対処できる、また、いつもは分担してこなしていることを自分1人で対処することで大きな自信も得られるでしょう。お家では心配で仕方ない親御さんもいらっしゃいます。そういった皆さんの気持ちを一身に受け、安心へ導き、最終日には笑顔で帰っていく「よかったね、楽しかったね」といった声を聞ける、そんな充実感も得られるお仕事です。他にも、各種単発的なお仕事として、地域などのスポーツ大会、レクリエーション、各種イベントなど、そして個人でのご旅行に添乗する場合もあります。「旅行には行きたいけれど、旅先で何かあったら心配…」と日ごろお出かけになれない方々のお役に立てることもあります。
- 病気を患ってから遠出ができない
- 体調が不安定で旅行をあきらめている
- 体力や足腰の心配で行ってみたいところへ赴けない
といった事情をお持ちの年配者の方々もいらっしゃるかもしれません。
こんな時も、あなたの力が必要とされます。普段、大変なお仕事に苦労しながらも、患者さんやご家族の「ありがとう」の笑顔に癒されているのではありませんか?そんな場面にたくさん出会えるお仕事でもあります。
「ずっと行ってみたかった」
「体のことを思うと、あきらめるしかなかった」
そんな希望を叶え、スケジュール最終日には皆さんの笑顔が見れる、そういったツアー、企画にしていくのもあなたの力次第なのです。外国語の得意な方なら、海外旅行の添乗へもチャンスがあるかもしれませんよ。
◆ツアーナースではここが大事!
但し、忘れてはいけないのが、万が一の時の対応です。何もなく、無事に日程を終えることが何よりですが、出掛けた先で何が起こるかわかりません。重篤となれば、病院、救急車の手配さえ必要になります。その全部の判断を担う、これがツアーナース一番のお仕事なのです。その場で対処できるもの、または搬送が必要なもの、さまざまな場面を覚悟し予測しておかなければなりません。
◆ツアーナースでは事前の準備が必要
その為にも、参加される方々について
- 身体の日ごろの状態
- 持病の有無
- 服用中の薬の把握
- 口にしてはいけないもののアレルギー判定
ここはあなたの普段のお仕事通りですね。ツアーナースではこういった情報を、事前にしっかり打ち合わせておかなければなりません。事前に準備できるもの、携帯必須となるもの、所持する内容はツアーナースであるあなたが決定します。荷物はたくさんあるでしょうから、おしゃれして気軽に旅行、なんてことはまずないでしょう。咄嗟の時にも動きやすい靴や洋服、荷物が入って両手も空くリュックなどが便利です。また、出掛ける先での万が一の連絡・搬送先、病院の場所などの把握も必須ですから、前もって調べておく必要があります。何かが起きたときの迅速な対応が求められますから、大変重要な準備となります。
このように、事前の準備も行って当日付き添います。24時間、安心できるわけではありませんが、何かが起こらぬ限りは共に語らい、同じ景色を見、おいしいものを味わうことも出来ます。
◆ツアーナースでのコミュニケーションにより次の機会へとつながる
あなたのツアーナースとしての充分な働きぶりに満足してもらえれば、「また今度もお願いね」と人とのつながりが次の仕事へのチャンスにもなるのです。その為にもコミュニケーション能力はとても大切です。あなたのツアーナースとしての技術と柔軟なコミュニケーション能力によって、次へ次へと依頼されるチャンスを増やせることもやりがいの一つではないでしょうか。
ツアーナースのメリットとデメリット
ここまで述べてきたとおり、メリットとしては
- 毎回違った環境で働ける
- リフレッシュ効果が期待できる
- 自分の力を発揮できやりがいがある
- 自分のスケジュールにあわせて無理なくお仕事ができる
- コミュニケーション能力を武器に続けて獲得のチャンスも期待できる
等があげられます。
デメリットとしては
- 単発、期間の偏りがあるため、収入が安定しない
- 咄嗟の事態に一人で対応する責任の重さがある
- 添乗先により、体力が重要となる場所もある
- 求人を扱う場所が限られる
等があげられます。
よって、本職とするよりはWワーク、空きスケジュールで働きたい時に合わせてといった就業であることが多いようです。
ツアーナースのお給料は?
気になるのが、やはりお給料ですよね。相場では、時給制よりも10000円~15000円/日給が一般的なようです。
例として修学旅行への添乗の場合
15000円/日給 × 3日 = 45000円
となります。
その他に、事前打ち合わせや集合場所までの交通費が支給される場合もあります。
ツアーナースを勝ち取るには
興味をもたれた方はまず、看護師転職サイトへの登録から始めましょう。前述したとおり、「ツアーナース」を扱うところは限られてしまいます。少しでも多く、良い案件を見つける為にも、有用な看護師転職サイトからの情報収集が大切です。
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「ナースのお仕事はきつい」なんてもう言わせません!
あなただけのお仕事スタイルを見つけて、他のナースたちに差をつけましょう!
<参考>日本看護協会
尾身さんを応援しています。
尾身茂:https://www.instagram.com/omi.shigeru/?hl=ja